
慶応3年の創業以来、およそ160年にわたり伝統の味を守り続けてこられた「山田屋まんじゅう」様。2026年2月8日、松山市に新しくオープンした「はなみずき通り店」において、りくうが空間全体の装飾ディレクションおよびインテリアデザインを担当いたしました。
今回のプロジェクトでは、これまでの「和紙デザイン・制作」の枠を超え、絹や漆といった異なる工芸素材を空間へと昇華させる新たな試みに挑戦しております。
設計にあたっては、老舗の格式を重んじつつも、地域の方々に親しまれる開放的な空間を目指しました。店内には「呼吸する和紙」のインスタレーションをはじめ、創業の地・西予市の「伊予生糸」を用いた行燈や、西条市の漆職人と協業した立体ロゴなど、愛媛の工芸の粋を随所に配置。茶道の美学「草(そう)」の精神を軸に、山田屋様の誠実な菓子作りに共鳴する静謐な空間を設えております。
また、本プロジェクトの遂行にあたり多大なるご協力をいただいたSTANDARDSさまに、この場を借りて深く感謝申し上げます。
2月8日のオープン当日は開店前から長蛇の列ができる盛況となり、素晴らしい門出に立ち会えましたことを心より光栄に存じます。伝統を次代へとつなぐ新たな空間を、ぜひ店頭でご体感ください。
本プロジェクトのコンセプトや制作の舞台裏については、WORKSにて詳しくご紹介しております。ぜひ併せてご一読いただければ幸いです。


