グローバル刃物メーカーの貝印さん主催、今回で3回目となる、KAI Hat & Head-piece Competition2024において、審査員とを仰せつかりました。
過去には、和紙を使用したり、藁を「縄ない」した作品など、和のテイストを持った斬新な表現のヘッドピースも受賞されています。私は、よりアートピースとしての作品の構造/表現力の審査を担当致します。
これまでに、グラフィックデザイナーが受賞されたりもしており、貝印さんとしては様々な分野の方の応募を期待されているそうです。
ファッションとは、これまでの歩みがそうであるように、素材、デザイン、手工芸、アートが垣根を越えて融合した総合芸術であり、私のいる工芸やデザインの領域も隔たりは無いと感じています。
(もちろん、アパレル技術を含む専門的箇所はフランス国家最優秀職人章を授与された、審査員長の日爪ノブキさんがしっかり審査されます)
私自身、ファッションに関わることからスタートし、デザイン、工芸、アート、デジタル技術と、様々な分野に関心を持ち、学び、和紙という素材に結びつけてものづくりをしていますが、枠を超えたところから姿を現す未知の作品に出会うことが大きな喜びです。
皆様の手がける未知のクリエーションに出会えることを心より楽しみにしております。
【KAI Hat & Head-piece Competitionの詳細はこちらから】
https://www.kai-group.com/kaihat/2024/ja/
【佐藤友佳理 審査員参加のお知らせ】
https://www.kai-group.com/news/id/4607/