設計/隈研吾建築都市設計事務所
光源施工/彩電
建築家・隈健吾氏と脚本家小山薫堂氏とのコラボレーション作品。
光ファイバーを使用した和紙のシャンデリア、メディテーション空間。
中田英寿氏が主催するTAKE ACTION FOUNDATIONの依頼で制作。インテリアショップ Franc francのシンガポール1号店の装飾として納入された。
光ファイバーを縦糸に使い和紙のこよりと編み込んだ4面の和紙から成る和紙空間で、天井部には光源が仕込まれており、発光する和紙の立体の中に入ると淡い光のシャワーを浴びるような穏やかなメディテーション空間となっている。
光ファイバーを編み込むことは初めての試みであり、光ファイバーを固定するために特注の漉き具を建具職人に制作してもらった。
光ファイバーは低温では折れてしまうため、細心の注意を払いながらの漉き作業となった。