いよてつ高島屋内のルイ・ヴィトン店舗装飾。
ラグジュアリーブランドであるルイ・ヴィトンの店舗内装に相応しい特注の糸掛けパターンをデザイナーと考案、制作した。
通常の糸掛け和紙を制作する木枠に打ってある釘のピッチは15mm。
その釘にこより和紙の糸を掛けていき、パターンを作る。
今回採用されたパターンは、格子状に掛けた糸の上にランダムに糸を重ねていくパターン。
広々とした店内の大きな窓に合わせた和紙タペストリーとなるため、新たな木枠を制作。
新規木枠のサイズから制作できる和紙サイズはこれまでで最大の4000mm x 1700mm。
釘のピッチは20mmにし、糸の間隔が広くなったことにより開放感のある和紙のデザインとなった。
出来るだけ、紙の撓みを出さないよう上下を木材で挟み込み固定する設置方法をとった。